流動体についてをひたすら褒める

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こんな素晴らしい作品を1200円で提供してくれてありがとう小沢さん、って感じです。

 

たぶんもう楽勝で100周は聴いたんだけど

(気に入った曲を1時間程度のドライブ中ひたすら1曲だけリピートする、ってのをしばしばやる。)

ローキックのようにジワジワと感動が積み重なっていく感覚です。ある一発をきっかけに崩れ落ちるように泣くかも。

歌詞の内容についてはいろんな人が考察を書いてます。歌詞なんて聴いて感じたままでいいと思いますが、この歌詞は考察したくなるのも頷けるくらい良いです。今現在邦楽でいちばん好きな歌詞。

(小沢さんは東大文科Ⅲ類。小沢さんの父親は日本人だけどドイツ文学者。サラブレッド。)

 

”神の手の中にあるのなら、その時々に出来ることは、宇宙の中で良いことを決意するくらい”

 

これが大まかなテーマの部分だと思うんだけど、とにかくオザケンは人生を肯定する。僕には到底出来ません。。。

 

サウンドもトリッキーなのに耳馴染みが良くて、生演奏のストリングスも素晴らしいです。

カラオケverも入っているんだけどアレンジの凄さが際立って聴こえます。参考にできるところがたくさんあった。

それと、尖った印象の音がひとつもなかった。

とにかく録音されている全ての音に角がないというか、丸い。

わりと忙(せわ)しない曲でいろんなこと詰め込んであるのに、飽きないし穏やかな気分になれますね。

 

 

 

 

 

この1曲の話だけで一晩飲めるわ。では。